コーヒーを飲もう☕

映画、本、コーヒー、お酒などを中心に、興味のあることをランダムに書いていきます。

大坂選手って日本人なの?という議論について考えてみた件。

こんばんわ。

村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを再読しはじめました。

コロンボです。

 

 大坂なおみ選手が、元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズを破って全米女子オープンテニス、優勝しましたねぇ。

 快挙ですね。まさかと思ってネットニュースを二度見しましたよ。

 

 で、彼女をめぐって一部ネットとかではちょっとした議論が起こってますね。

 彼女って日本人なの? 日本人でいいの? といったような議論が、一部ネットとかで議論が起こっているけども・・・

 うーん、どうなんでしょうかねぇ・・・

 ぼくは、やっぱり彼女は日本人でいいんじゃないかい、と思うんですけどもね。

 というか、そうしておかないといけないんじゃないかって思うんです、それがたとえタテマエだったとしてもね。

 

 だって、世の中どんどん変わってきてるし、世界も日本もどんどんグローバル化してきてるもの。変わらなきゃ、変えていかなきゃ、と思うからね。

 

 そのことについて、強く感じたきっかけは、妻と娘(10歳)と僕との3人で大坂選手のニュースを見ていたときだったんだけど、

 妻が、「でもこの人が日本人って言われてもなぁ」、といった時に、娘もそれに同調して、「ほんまやわぁ」といった時でしたね。

 妻は仕方がないとしても、これから成長して世の中に出ていく娘がそんな固定観念を抱いてしまっては困るよなぁ、と思ったんだよね。

 

メディアについて

 メディアも一様に、「日本人が初のグランドスラム大会制覇!」って、もろ手を挙げて報道してますよね。

 普段メディアではハーフ芸人を(ハーフであることで)いじったり、それをネタに茶化したり、黒人メークで笑いをとったりと、ハーフや違う見た目の人間を、自分たちとは違う変わった存在として差別的に扱ってきてるのに、この期におよんで、

この手のひら返しはなんなんだ?

という、今回のメディアの姿勢についても批判や議論があるようですね。

 

 でもね、僕はこれでいいんじゃないかと思うんです。メディアは彼女を、何の躊躇もなく日本人であると報じるべきだと思うんです。

 そもそも、実際すでにダルビッシュだって、サニブラウンだってれっきとした日本人として活躍しているし、もうそろそろ日本人の古い意識を変えていかないといけない時期にもう差し掛かっているんじゃないかと思いますね。

 その意識を変えて行くためには、メディアにも牽引していってもらわないとあかんと思うんですよ。

 でないと、ハーフの人たちにとっても、居場所がなくなっちゃいますもん。

 ハーフ芸人を笑う風潮(自分からそれをネタにしてる芸人も多いけど)はね、やってる本人はいいかもしれんけど、日本に住む同じ境遇の人たちのことを、ひどく傷つけてしまってるのかもしれないからね。

 だから、メディアはもうそろそろ外国人とかハーフとかの人たちの扱いを変えていくように舵をきっていく必要があると思うんだよね。

 なので、大坂選手の扱いは今のままで全然いいんです。

 

グローバル化する世界 その中の日本

 誰が見ても一目瞭然だけれど、世界はもういろんな人種が入り乱れた多様化した社会だよね。

 アメリカでは、白人も黒人も黄色人種もみんな一緒に生活し、学校に行き、働いている。

 フィギアスケートのアメリカやカナダ代表の多くが東洋人だったり、ワールドカップで大活躍したフランスの選手がアフリカ系の選手だったりね。

 もちろん、そこに全く差別がないとは言い切れないと思うけど、差別があると認識しながら、差別をなくしていこうという意識や努力がいつもあるんじゃないかな。

 日本も、もはやそういった多様化の波にどんどん巻き込まれてきているわけだし、これからはそれをしっかり咀嚼して、受け入れていくべきなんだろうね。

 

最後に

 今はまだ国というものが人々のアイデンティティーになっているけれど、いずれは国といった意識や単位もなくなっていくんじゃないかって、僕は思ってる。

 でもそれはまだまだ先の話だ。

 日本は今が過渡期だと思う。世界はきっともっと先を行っている。日本が今後、テクノロジーや経済だけでなく、人々が持つ意識も、世界を引っ張っていけるような先進国になっていけばいいな、と思っている。

 

 そして、娘たちの世代が大人になるころには、差別のない、悲しむ人の少ない世界になっていってほしいな。

 

 そして、このような議論をすることも、変わるためには大切なんだろうな、と思いますね。

 

 

 アメリカにテッド・チャンという作家がいる。彼の短編集『あなたの人生の物語』の中に「顔の美醜についてードキュメンタリー」という作品がある。

 かけると顔の美しさ醜くさが判断できなくなるという眼鏡の話で、それを使う派と使わない派の見解を(人を表面的なことで判断するということ、あるいはしないということはどういうことかを)ドキュメンタリータッチでコミカルに描いた短編小説だ。

 大坂なおみ選手のことを考えながら、なんだかふとこの小説のことを思い出しました。

 

 では。

 

 コーヒーを飲もう。

 

 

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