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読書感想文と、子どもの読書について

こんにちわ。
コロンボです。

 先日、AERAの10月15日号を読んでいたら、興味深い記事があったので、それについて書きたいと思います。

 記事のタイトルは「読書感想文はもういらない!」です。
 子どもの夏休みの宿題の定番、読書感想文について言及しています。そもそも読書感想文にどのようなことを書けばよいのかもわからないし、何のためにやっているのかもよくわからない、というのです。

 

何を書けばよいのか

 そもそも読書感想文とは、何を書けばよいのでしょうか?ぼく自身の経験でもそうでしたし、現在5年生の娘もいつも読書感想文には頭を悩ましています。
 物語のあらすじを書くのでもないし、感想を書けば「面白かった」とか、「よかった」とかで、数行で終わってしまいますし。経験も少ない子供にとって、読書感想文を書くのは苦行に近いものなのかもしれません。

読書感想文はいつごろからあるのか

 宿題として出されるようになったのは、1950年代前半くらいから。国の指導方針ではなく、学校の自主的な取り組みから始まったようです。
 それで、今でも「昔からやっているから」という理由で続けられているのが大半なのだそうです。
 ただ、学校に、読書感想文の評価基準や指導要領が存在していないのが実情のようです。

読書感想文を書くことで本が好きになるのか

 読書感想文の大義名分としては「読書習慣を身につけさせること」「読解力や文章力、論理的思考力を養うこと」などがあります。
 でも、読書感想文ではさすがに本を好きになるとは思わないですね。自分の経験からしても、締め切りギリギリになってあわてて読んで、それらしいことなんとなく書くという、やっつけ仕事のようなやり方をしていましたし。

いい面もある?

 読書感想文の宿題は、無理やり本を読まされ、無理やり感想をひねり出すということを課せられるため、下手をすればかえって本を嫌いにさせる可能性もありますが、反面、本をあまり読まなかった子が、思いがけずいい本に出会い、読書を好きになる、ということも考えられます。しかし、実際のところはどうなのか?少し疑問でもありますね。

 また、読書習慣を身に着けるために、朝に一定時間静かに本を読む時間を作る学校もあります。これはいい試みであるとは思います。本を好きな子にとっては楽しい時間でしょう。しかし、本を好きでない子にとってはやはりつらい時間なのかもしれません。強制っていうのは、マイナス感情につながる恐れあるのではないのかな、と思います。
 ま、まれにそれで本好きになってくれればもうけもん、なのかもしれませんが。

 村上春樹が読者の質問に答えているのが文庫になった「村上さんのところ」という本の中で、村上春樹が言っています。

『ほんとうに真剣に本を好きになる人間は、全人口の5パーセントくらいのものです。つまり一つのクラスにせいぜい2人くらいです。だから「みんなに本を読ませよう」と思っても無駄なんです。』

 

 

 村上春樹が何をもとにこう言っていて、またその言葉がどれくらい信ぴょう性のあるものかは不明ですが、ま、そんなものなのだと思います。

 無理やりやらせても、やらせなくても、結局好きになる子は好きになるし好きにならない子は好きにならない、ということなのかもしれません。

読みたい本はやっぱり自分で見つけるのが一番

 基本的に僕は読書というものはとても大切なことだと考えています。なので、自分の娘にもたくさん本を読んでもらいたいな、と思っています。

 今は、昔と違って面白い小学生向けの本がたくさん出ています。娘がよく読んでいるのは、

・「マジックツリーハウス」シリーズ

・「動物と話せる少女リリアーネ」シリーズ

・「こちらパーティー編集部」

・「若おかみは小学生」シリーズ

・「ハーブ魔女のふしぎなレシピ」シリーズ

など。

 ぼくも何冊か読んだけど、なかなか面白いものです。ほかにも本屋に行けば小学生向けの本はいっぱい出ています。そんな中から、自分で選んで読んでいくという体験が、本を読むことが好きになることへつながっているんではないでしょうか。

 ちなみに、ぼくが娘に読んでもらいたい本もあるんですが、勧めたところでまるで見向きもしないか、読んでも途中でやめてしまったり、ということがほとんどです。このことからも、自分から自主的に本を読んでいくということが重要なのではと思います。

 ただ、このまま行くと、読みやすい本ばかり選んで、結局ライトノベルしか読まないようになるという懸念がなきにしもあらずなんですけれども、ま、見守っていくしかないのかなとも思っています。

最後に

 読書感想文は、本との出会いが生まれると先に書きましたが、そこはいい点でもあると思います。そして、アウトプットをすることで、インプットした内容がより深く掘り下げられ、記憶にも残る可能性があります。
 そこで、読書感想文を書くにあたって、「あ、これはいいな」と思うやり方がAERAに掲載されていたので紹介したいと思います。

おしゃべりをメモする

 一人で机に向って書いていても、なかなか何を書いたらいいの、出てこないことが多いので、まずは誰かとその本についておしゃべりをするといいそうです。
 自分の考えだけではなくて、他の人の考えを聞いたりするのです。そうする中で、自分と人との感じ方の違いが分かったり、ならば自分はどうしてこう感じたんだろうという疑問を持ったりして、会話を通して書くことが浮かんでくるそうです。

 親と子で、プチ読書会のようなことをやるといいかもしれませんね。

 そうすることで、読書感想文という宿題も苦行ではなくなって、逆に楽しい作業に変わるかもしれません。そして、親子で話をすることで、本を読むことの楽しさもわかってくるかもしれないな、と思ったりもしますね。